ボートレース多摩川の第61回サンケイスポーツ賞の準優勝戦が4日目の14日、10~12Rで行われ、優出のベスト6が決定。15日、12Rで行われる優勝戦の6号艇を獲得した牧宏次(写真、50=東京)は22年12月の住之江以来の優出となった。準優10R、3号艇の牧は1M外マイで2番手に付けるも、2周2Mで内に切れ込んできた新出浩司とホームストレッチ併走。3周1Mを何とか先取って2着を確保した。
「伸びはいい人がいるけど、一瞬の足、出て行くところはいい。あとは微調整くらい。(久々の優勝?)まずは無事故で」とベテランらしく泰然自若の構え。ただ、前回Vの当地19年12月31日はうれしい驚きがあった。「同級生が応援してくれていた。手を振っていて、何でいるの?って。スタートを入れて、見せ場をつくるように頑張りたい」。V戦メンバーで最多の当地3Vの実力者は好レースを誓った。