【下関ボート ルーキーシリーズ】藤原碧生がV インから押し切り「いいターンができた」

2024年09月14日 21:37

ボートレース

【下関ボート ルーキーシリーズ】藤原碧生がV インから押し切り「いいターンができた」
レジェンド今村豊氏から祝福されて笑顔の藤原碧生(左)     Photo By スポニチ
 ボートレース下関の「ルーキーシリーズ第13戦スカパー!JLC杯争奪 今村豊メモリアルプリンスC」優勝戦が行われ、藤原碧生(24=岡山)がインから押し切って快勝した。
 きっちりと人気に応えた。藤原はインからコンマ10のスタートを決めると、5号艇の原田の捲りを受け止め、先マイに持ち込んだ。「スタートは絶対入っていると思った。黄色(5号艇)が見えて怖かったけど舟の返りが良くて、いいターンができた」

 今節は流れも味方した。4日目からの新ペラを調整して機力を上積みし、予選を3位で通過。準優では唯一の逃げで優勝戦1号艇が転がり込んだ。

 「新ペラになって(三村)岳人さんからアドバイスをもらい、回り足、レース足が良くなった。岳人さんのおかげ」と先輩に感謝した。

 表彰式では元選手の“レジェンド”今村豊氏から声を掛けられた。「この大会は光栄に思っている。5回目になるが(優勝者は)G1、SGで活躍している選手ばかり。(藤原にも)頑張ってもらいたい」と激励の言葉をもらった。

 18日からは桐生で行われるPG1ヤングダービーに臨む藤原。「来季は7点の勝率を取りたい。ヤングダービーも気合を入れて走りたい。ともに笑いましょう」。勢いそのままに全国のファンに大きくアピールする。

 ◇藤原 碧生(ふじわら・あおい)00年(平12)3月27日生まれ、岡山県出身の24歳。関西高では野球に打ち込む。29期生として21年11月に児島でデビュー。同年12月徳山で初1着。通算601走106勝。優出10度、優勝4度。主な同期は長谷川晴哉、竹間隆晟、津田陸翔ら。1メートル59、51.5キロ。血液型A。

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