【みやこS】オメガギネス今度こそ!念願のタイトル奪取へ機は熟した
2024年10月30日 05:30
競馬
舞台は好転する。京都ダート1800メートルは前々走の三宮Sで7馬身差Vの圧勝劇。好パフォーマンスが期待できる。「力は出せる状態。馬場が悪くなっても心配していません」と同助手。精神的にも成長し大人になった。「これまではカリカリしていた部分がありました。夏を越えたあたりから落ち着いてきましたね」。着実に進化を遂げる。
キャリアで唯一、馬券圏外となったのはフェブラリーS。中3週で挑み14着、1番人気に応えることができなかった。間隔を詰めると反動が出やすいタイプ。今回はフェブラリーSに次ぐ中4週のステップだが状態は問題ない。1週前追い切りで力強い動きを披露。Wコース馬なりで5F67秒6~1F11秒5をマーク。先行する僚馬を目標に軽快に伸びて併入。吉田健助手は「叩いた今回の方がいい」と前向きに語る。火曜は坂路を軽く流した。
4歳の秋を迎え、機は熟した。もう2着は要らない。勝てばチャンピオンズCの優先出走権も手に入る。G1再チャレンジへ向けて、まずは確実に勲章を手に入れる。
《大型馬3年連続V》大型馬に目を向けよう。過去10年(18年は開催なし)の勝ち馬を見ると、前走馬体重が最も少なかったのが14年インカンテーションの482キロ。ここ3年は馬体重500キロ以上の馬が勝っている。オメガギネスは馬体重の変動がないタイプ。過去に4キロ以上の馬体重の増減がない。前走シリウスSは496キロ。輸送で極端に減ることもなさそう。きっちり馬体をキープして、重賞初Vへ突き進む。