函館2歳S。JRA2歳重賞の第1弾。とりあえず将来性や潜在能力は考えなくていいレース。現時点で出力できるポテンシャルが予想の最優先ファクターだ。ナスティウェザーの初戦Vはダート1000メートル。しかも6頭立てで逃げ切り。普通なら評価しづらい。でも、ただの逃げ切りではない。レース終盤のラップがとにかく優秀。ラスト1F10秒9は、記録が残る86年以降、古馬を含めた全てのダート戦で最速。上がり3F34秒7も同期間の2歳ダート戦で最速だ。数字だけなら超のつくスーパーラップ!?そんなスピードを2歳7月の段階で見せたのだから、少なくとも現時点の完成度はかなり高い。