府中牝馬S。ディヴィーナは春の重賞で2戦続けて2桁着順の後、ブービー15番人気だったG1ヴィクトリアマイルで0秒2差4着と奮起。先着を許した3頭はソングライン、ソダシ、スターズオンアース。いずれも競馬史に残る名牝だから大健闘の4着だ。その後、中京記念、関屋記念と猛暑の中で牡馬と渡り合って接戦の連続2着。G1激走が決してフロックではないことを自ら証明した。マイル戦を1分32秒台で走破し、上がりを3F33秒台でまとめるスピードは、開幕2週目の東京の馬場でこその印象。デビュー当初は2000メートルでも結果を残しており1800メートルは許容範囲だ。