まさか…男子60キロ級 平岡が初戦で敗れる

2008年08月09日 14:25

五輪

まさか…男子60キロ級 平岡が初戦で敗れる
初戦で米国選手に敗れ、渋い表情で引き揚げる平岡拓晃
 【北京五輪 柔道】まさかの初戦負けだった。柔道男子60キロ級の平岡拓晃選手(23)は九日、米国選手に敗れ「流れをつかめなかった。あっという間だった」。初めての五輪はわずか5分で幕を閉じた。
 相手にポイントを先行され苦しい試合展開。スタンドの母雅子さん(50)は、家族や友人が寄せ書きしたポロシャツを着て応援した。終了直前まで「最後まで、最後まで」と声を張り上げたが、願いは届かなかった。
 「慎重になり硬くなっていた」と父宣好さん(55)。雅子さんは「まだ金メダルを取る時期じゃなかった」と唇をかんだ。
 五輪3連覇の野村忠宏選手(33)から代表の座を奪い、金メダルも夢ではないと言われた。「野村さんのことは意識していなかったが(周囲からは)言われると思う」と平岡選手。ほろ苦い五輪デビューになった。
(共同)

おすすめテーマ

2008年08月09日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム