“可愛すぎる女子高生FW”決めた!藤枝順心 山下逆転弾で4強

2015年01月07日 05:30

サッカー

“可愛すぎる女子高生FW”決めた!藤枝順心 山下逆転弾で4強
<藤枝順心・大阪桐蔭>後半12分、勝ち越しゴールを決めた藤枝順心・山下(左)は笑顔で仲間に駆け寄る
 スポニチ後援第23回全日本高校女子サッカー選手権は6日、準々決勝が行われ、4強が出そろった。昨年度準優勝の藤枝順心(静岡)は大阪桐蔭に2―1で逆転勝ちし、2年連続の4強進出。昨年“可愛すぎる女子高生FW”として注目された山下史華(3年)が、今大会初得点となる決勝ゴールを決めた。準決勝は7日に行われる。
 とびっきりの“史華スマイル”がはじけた。1―1の後半12分、河野の左クロスに山下が走り込み、ペナルティーエリア中央で右足を一閃(せん)。ゴールを確認すると両手を大きく広げて駆け出し、笑顔で仲間に抱きついた。今大会3戦目で待望の初得点。本人は得点についてコメントしなかったものの、多々良和之監督は「(攻撃陣で)山下だけが点を取れていなかったが、きょうは彼女が決めた段階で“勝てた”と思った」と称えた。

 前回大会では無得点に終わったものの全試合に先発し、準優勝に貢献。愛らしいルックスから“可愛すぎる女子高生FW”として一躍注目を浴び大会後はU―17日本女子代表にも選出された。だが、最終学年の今季は体調不良に苦しんだ。公式戦からも遠ざかり、戦列復帰したのは今大会直前。本調子には遠いが、この日はチーム最多の3本のシュートを放ち前線からの守備も光った。指揮官は「(本人は)きょう決められてホッとしていると思う。“もっと活躍できる”という気持ちになれるんじゃないかな」とさらなる活躍へ期待を寄せていた。

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