浦和 興梠“キング弾”で単独首位!倒れ込み左足一閃「うまくずらせた」
2017年04月17日 05:30
サッカー
得点ランク単独トップに立つ6点目には興梠の神髄が見えた。現在4年連続2桁得点が続くエースも30歳。「昔は届いたのに届かなくなったというのはある。そこは経験と技術でカバー」と話していた。序盤からFC東京の圧力を受けた。「前半から押された。逆を言えば(カウンター攻撃の)チャンス」。冷静に流れを読み、反撃の機会をうかがっていた。
抜群の身体能力と繊細なタッチ。「82」のベストスコアを持つ趣味のゴルフでは「得意なのはドライバーと“寄せ”」と話す。飛距離は280〜290ヤード。寄せには繊細さが光る。ラファエル・シルバが加入し、従来の1トップからシャドーに移った今季「ラファが下がった時は裏に抜けることを意識している」と言う。その相棒も「興梠はクレバーな動きだしをする」と絶賛した。まさに、あうんの呼吸だ。
後半は興梠、武藤と2人のシャドーが、相手SBをマークする布陣に移行。試合前まで6戦20発の得点力を誇ったが、この日はしたたかに1点を守り切った。興梠は「内容が良くなくてもこういう試合に勝てたのは大きい」と言う。戦い方に幅ができ、勝負に徹する戦術を見せた浦和。幾多のタイトルを逃してきた姿はない。開幕戦で敗れた後、怒濤(どとう)の勢いで5勝1分けとし、いよいよ単独首位に躍り出た。
おすすめテーマ
2017年04月17日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
浦和 興梠“キング弾”で単独首位!倒れ込み左足一閃「うまくずらせた」
-
FC東京、今季初の連敗 大久保&ウタカ不在 主導権握るも隙突かれ…
-
G大阪、土壇場追いつき価値あるドロ― “新10番”倉田が意地の同点弾
-
C大阪、ダービー勝利目前で…2発のFW杉本「悔しさ忘れない」
-
神戸首位陥落…指揮官は審判に恨み節「瞬間の判断をミスした」
-
札幌FW都倉、本拠地4連発!空中戦で強さ発揮「J1でも脅威与えられる」
-
川崎F、追いつかれドロー “難攻不落”札幌ドーム攻略できず
-
大宮383分ぶり得点も…終了間際失点で今季初勝利スルリ
-
清水687日日ぶりホームJ1勝利ならず 「10」対決もドロー
-
磐田、終盤逆転で295日ぶりホーム白星 同点弾演出の俊輔もホッ
-
鳥栖、終盤先制もまさか…逆転負けにFW豊田「これもサッカー」
-
新潟、リーグ戦初白星&J1通算150勝 ルーキー原がプロ初ゴール
-
横浜、中沢の今季初ゴールで1―0勝利 “天敵”広島から3年ぶり白星
-
広島シュート19本も…ホーム初勝利ならず森保監督「申し訳ない」
-
熊本、勇気届けた2発!復興支援マッチ勝利 巻“幻ゴール”も喜び
-
熊本FWグスタボ、初先発で大仕事 J初得点「熊本の皆さんに捧げたい」
-
FC今治、昇格5戦目でJFL初勝利 アウェーで浦安に2―0快勝
-
ハリル監督6・13イラク戦会場変更要求「グラウンド状態悪い」
-
ハーフナー蘭通算50得点!4戦連発「ノッてる男にはこぼれてくる」
-
酒井高「北部ダービー」逆転負け “特別な一戦”で悔しい敗戦
-
香川、サポーターに感謝「恐怖心ある中で後押ししてくれた」
-
大迫、復帰後初のフル出場もアウクスブルクに黒星 宇佐美は8戦ぶり先発
-
マインツ武藤、フル出場で7試合ぶり白星貢献 ヘルタ原口は途中交代
-
麻也、コンパニーに競り負け失点「ああいう相手に勝っていかないと」
-
柴崎、正確パスで3点目起点に 指揮官は好評価「順応している」
-
レアル&バルサともに接戦制す 「クラシコ」は3差で激突