槙野“本職”で本領発揮だ!NZ戦で代表2年ぶりCB先発濃厚
2017年10月05日 05:30
サッカー
![槙野“本職”で本領発揮だ!NZ戦で代表2年ぶりCB先発濃厚](/soccer/news/2017/10/05/jpeg/20171004s00002014318000p_view.jpg)
「CBを本職としている(吉田、昌子、植田)選手に比べ、経験は劣るかもしれませんが、相手のキーとなる選手を抑える強さ、3人にはないものを出したい」と話す。先月27日のACL・上海上港戦では元ブラジル代表のフッキを徹底マーク。試合の経過とともにフッキが明らかに槙野を避け、完全にいらつかせたことで、大きな手応えを得た。
三十路を迎え、肉体改造にも着手。夏以降、標高3000メートルと同じ空間の中で30分間、走り続けるという“高地トレ”と同様の効果が得られる過酷なトレーニングを続ける。「連戦に耐える体をつくるためです」。オフには血液を米国の検査機関に送りアレルギー物質なども調査。食をはじめ生活の全てをサッカーにささげてきた。
欧州組が主流のハリルジャパンでの槙野の出場は、サイドバックで先発した昨年10月のオーストラリア戦以来となる。これまでCBとして出場した8戦中5試合は完封に導くなど結果は残してきた。
「国内組、海外組と分けられる時点で悔しい。W杯に向けたサバイバル、負けられない戦いを楽しみたい」。はるかロシアに向けたサバイバル。希代の“元気印”が最終ラインで確かな存在感を放つ。