香川、世界基準!W杯同組国レバンドフスキの前でアシスト

2017年12月22日 05:30

サッカー

香川、世界基準!W杯同組国レバンドフスキの前でアシスト
<バイエルンM・ドルトムント>後半、攻め込むドルトムントの香川(左) Photo By 共同
 【ドイツ杯3回戦   ドルトムント1―2バイエルンM ( 2017年12月20日 )】 ドルトムントのMF香川真司(28)が20日のドイツ杯3回戦バイエルン・ミュンヘン戦でアシストを記録した。0―2の後半32分に絶妙のクロスでゴールを演出。1―2で敗れたが、来年6月14日開幕のW杯ロシア大会1次リーグで日本と同組となったポーランド代表のFWレバンドフスキ(29)を擁する強豪との試合で得点に絡んだ。
 余裕を感じさせる一連のプレーだった。0―2の後半32分、香川はペナルティーエリアの左角付近でボールを受けると、右足でキックフェイント。相手DF2人をかわして左足でクロスを送った。ファーサイドに走り込んだヤルモレンコの頭にピタリと合わせる絶妙のアシスト。ドイツ最強クラブに一矢報い「(キックフェイントに)相手が食いついた。ファーサイドが空くというのは見えていた」と振り返った。

 相手のバイエルンMではW杯で日本が対戦するポーランドのレバンドフスキ、コロンビアのハメス・ロドリゲスがプレー。前半12分の失点はハメス・ロドリゲスのFKが起点で、前半40分にはレバンドフスキのアシストから追加点を許した。香川は「やはり(DFを)剥がす力は素晴らしい」と実力を認めた上で「相手のスピードに慣れた後は戦えていた」と手応えも得た様子だ。

 最近の公式戦4試合で1得点3アシストを記録。17年の最終戦を終えたため、リーグの冬季中断を利用して近日中に帰国する予定だ。11月の欧州遠征メンバーから落選するなど日本代表では厳しい立場だが、W杯で上位進出する目標はぶれていない。「(17年は)クラブにおいては非常に充実したものを残せたけど、代表においては物足りない。大事なのはW杯。この半年をどう過ごすのか。時間も限られているので、ただやっているようじゃ痛い目を見る」。次の日本代表の活動は来年3月の欧州遠征。クラブで結果を出し続けることでハリルホジッチ監督を振り向かせる。

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