横浜は31日、アウェーで清水と対戦し、1ー0で勝利した。前半11分にFWウーゴ・ヴィエイラが3戦連続となるゴールを決め、このリードを守り切った。
この日は元日本代表FW大津祐樹、カメルーン代表MFオリヴィエ・ブマルが加入後初先発を飾った。トップ下に入った大津は「試合を外から見ていて、ダイアゴナルに走る選手が少ないと感じていた。フリーランを増やしたらもっとチームが良くなると思っていた」とライン裏へ斜めに走る動きを意図的に増やし、スペースを作り出し攻撃を活性化させた。今オフに柏から完全移籍で加入したが、1月の石垣島キャンプ中に左膝を負傷。ついにピッチに戻ってきた28歳は「まだ改善しないといけないポイントはあるが、その中で勝てたことが大事」と新天地でのデビュー戦を振り返った。
また、ブマルは右FWで出場。「デビュー戦で勝利できたのはうれしい」と笑みをこぼした。昨季まで中国1部の遼寧宏運でプレーし、今月4日に横浜に加入。カメルーン代表にも招集されており、昨年6月のコンフェデレーションズ杯に出場した。憧れの選手は元ブラジル代表FWロナウジーニョというテクニシャンは「相手は守備的で、タイトな最終ラインをどう崩すかがチャレンジだった。こういう形で勝ててうれしい」と喜んだ。