なでしこ 中国に3―1勝利で決勝へ!岩渕がアジア制覇へ導く

2018年04月19日 05:30

サッカー

なでしこ 中国に3―1勝利で決勝へ!岩渕がアジア制覇へ導く
前半、先制ゴールを決める岩渕(中央) Photo By 共同
 【サッカー女子アジア杯準決勝   日本3―1中国 ( 2018年4月17日    アンマン )】 連覇を狙うなでしこジャパンは17日、中国を3―1で下し、決勝進出を決めた。FW岩渕真奈(25=INAC神戸)が先制点を挙げて勢いをつけると、後半にFW横山久美(24=フランクフルト)が2ゴールを挙げて突き放した。20日(日本時間21日)の決勝ではオーストラリアと対戦する。
 新エースの先制弾が快勝の呼び水となった。前半39分、MF隅田がペナルティーエリア手前のFW岩渕に縦パスを送る。岩渕は4人に囲まれながらもドリブルでゴール前に迫ると、最後は相手DFをフェイントで翻弄(ほんろう)し、左足を一閃(せん)。強烈なシュートは相手GKの手をかすめ、そのままゴールに吸い込まれた。

 1メートル56の小さなストライカーは「あの時間帯に先制点を取れたのが一番大きかった」と胸を張った。

 16歳だった10年に日本代表入り。11年W杯優勝など黄金期を支えたメンバーだが、最近は年下の選手も増え、「なでしこを引っ張らないといけない」と自覚を口にする機会も増えた。以前はジョーカーとしての起用が多かったが、今大会はここまで4戦連続フル出場。チームをけん引している。

 決勝では1次リーグで1―1と引き分けたオーストラリアと再び対戦する。「思い切ってぶつかって、しっかり決着をつけたい」と高倉監督。アジアを制し、来年のW杯につなげる。

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