本田 8強へ必要なのは「遊び心」後悔から得た結論を力説

2018年07月01日 05:30

サッカー

本田 8強へ必要なのは「遊び心」後悔から得た結論を力説
<日本代表練習>明るい表情で練習する本田(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【W杯決勝トーナメント1回戦   日本―ベルギー ( 2018年7月2日    ロストフナドヌー )】 16強を知る本田が、大一番で「遊び心」の重要性を説いた。PK戦の末にパラグアイに敗れた10年南アフリカ大会から8年。多くの選手がメンバーにいることを「明らかにビッグアドバンテージ」とした。ベルギーには13年の親善試合では勝利しているが、今回は大舞台での一発勝負。「経験値だけでは対応できない状況が起こりえる。遊び心を持ちながら、未知のチャレンジが求められる」と力説した。
 緊張や重圧、闘志。多くの感情が選手の局面の選択を限定させるが、あえて視野を広く持つ。「ベルギーもたぶん全力を出し切れない。駆け引きしたい」。無類の勝負強さを誇る男が伝えたいのは、相手も11人の人間である以上、付け入る隙があるということ。「(試合が)終わって“遊び心がなかった”と後悔してきたことが多々ある」と語った32歳は「その言葉を頭に入れておく。若い選手の頭に言葉として入れることは価値がある」と訴えた。

 今大会は1得点1アシスト。ポーランド戦では温存された。「スタメンで出る準備はできているし、途中で出てもやるべきことをやる整理がついている」。全ての経験は、この決戦のためにある。

おすすめテーマ

2018年07月01日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム