【W杯 今日の注目選手】チーム最年少 英期待の19歳DFアレクサンダーアーノルド

2018年07月14日 21:00

サッカー

【W杯 今日の注目選手】チーム最年少 英期待の19歳DFアレクサンダーアーノルド
イングランド代表の最年少、19歳のDFアレクサンダーアーノルド Photo By ゲッティ イメージズ
 【ロシアW杯3位決定戦   イングランド―ベルギー ( 2018年7月14日    サンクトペテルブルグ )】 優勝の望みを断たれた者同士による3位決定戦。欧州選手権では30年以上も前に廃止され、イングランドのサウスゲート監督も「正直、この試合をやりたいチームはないはず」と明かす。だが、1次リーグの再戦となる14日のベルギー戦にモチベーションを高めている選手もいる。若いチームの中で最年少の19歳、DFトレント・アレクサンダーアーノルド(リバプール)だ。
 既に決勝トーナメント進出を決めていた両軍は6月28日の1次リーグ最終戦に控え選手主体で臨んだ。アレクサンダーアーノルドも3―5―2の右ウイングバックで先発し、W杯デビュー。だが、守備を意識しすぎて持ち味の攻撃性を発揮できず、クロスは精度を欠いた。後半9分にはゴール正面のFKを壁に当ててしまい、同34分で交代。0―1で敗れて「凄く悔しい。どんな試合だって勝ちたいよ」と肩を落とした。

 その後は出番がなかったが、準決勝のクロアチア戦でDFトリッピアーが足を負傷。アレクサンダーアーノルドが再びベルギーに立ち向かう可能性が高くなった。ベルギーとの初戦でCKを蹴るなどセットプレーのキッカーとしてもトリッピアーの代役が期待され、12日にはツイッターで「この特別なチームにいられて光栄だ。僕らは強くなって戻ってくる」と意気込んだ。

 リバプールでは右サイドバックを務め、昨季の欧州CL準優勝に貢献。将来的には攻撃的なポジションへの転向が予想される。4年後もまだ24歳。W杯カタール大会では主力になるべく、まずは3位決定戦で結果を出す。

 ◆トレント・アレクサンダーアーノルド 1998年10月7日生まれ、英リバプール出身の19歳。6歳からリバプールの下部組織育ち。16年12月にプレミアリーグデビュー。17年8月の欧州CL予選ホッフェンハイム戦でFKから公式戦初得点。17〜18年シーズンは公式戦33試合3得点。イングランド代表は18年6月のコスタリカ戦でデビューし、2試合0得点。1メートル75、70キロ。背番号22。

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