【加茂周氏 視点】ドリブル切れた中島に◎ 本当の意味で代表の主力になる

2018年09月12日 10:30

サッカー

【加茂周氏 視点】ドリブル切れた中島に◎ 本当の意味で代表の主力になる
<日本・コスタリカ>後半、南野(左奥)とともに攻め上がる中島(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本3―0コスタリカ ( 2018年9月11日    パナS )】 中島の活躍が目立った試合だった。私の中で最高の出来の二重丸。これまでの代表では、相手にプレッシャーをかけられ体をかぶせられると、横や後ろにパスを出して逃げる選手が多かった。でも中島は違った。その過去を打ち破るようなプレーを見せていた。仕掛けは鋭く、ミスを恐れずシュートも何本も放っていた。彼は体が小さいけどドリブルの切れ味は抜群。代表の本当の意味で主力になっていってもらえると思う。
 南野も久々にプレーを見たが、海外でもまれて成長していると感じた。ゴールも素晴らしかったが、特に目立ったのが運動量の豊富さ。体力が落ちないから、守備でもチームに貢献できるのが大きい。今日のチームは遠藤、堂安、青山といった選手がチームプレーに徹していた。その中で自分たちの特長も出せていた。W杯に出られなかった選手たちの活躍に今まで以上に競争が激しくなるだろうし、森保ジャパンは良いスタートを切った。(元日本代表監督)

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