札幌まさかの大敗も“北の大地は屈しない”、道民のため走る!
2018年09月16日 05:30
サッカー
自身も断水、停電を経験したペトロヴィッチ監督は練習初日の8日、選手たちにこう語りかけた。「さらに過酷な状況の人たちもいる。我々がどんなサポートができるか考えよう」。クラブも震源地の厚真町へのボランティア活動を予定する。
この日の試合前には川崎Fと共同で募金活動を実施。また、選手からの要望で正式な選手会の口座を初めて作ることを検討しており、すでに新潟など複数のクラブから選手会を通じて義援金のサポートの話があるなど、Jリーグ全体でも支援の輪が広がっている。
震災後の初戦は天敵・川崎Fに屈した。対川崎FはこれでJ1通算1分け7敗。5位に後退した。それでも、落ち込んではいられない。ペトロヴィッチ監督は言った。「サポーターは大敗でガッカリしていると思うが、次のホーム戦は勝つ!」。道民のため、サポーターのために札幌は全力で走り続ける。