鹿島、若手で来季ACL圏浮上!“ライバル”C大阪下し暫定3位
2018年11月01日 05:30
サッカー
大胆なターンオーバー策が成功した。ホームでのACL決勝が3日に迫る中、24日の同準決勝第2戦水原(韓国)戦から先発フィールドプレーヤーをDF昌子以外、9人も変更した。センターラインはMF小笠原、MF永木ら経験豊富な選手が支えたが、主役は小田、MF山口、田中、DF町田、J1初出場のMF久保田ら普段ベンチ外の若手たち。「メンバー外練習で一緒にやっている人が多いのでワクワクした。試合前は“(いつもベンチ外の)悔しい俺らだったら、どう戦う?”と話した」と小田。前半からそれぞれが果敢にゴールに迫った。
今季、大岩監督はミーティングで「総力戦」という言葉を何度も繰り返してきた。来季のACL圏内浮上のために落とせない過密日程の正念場で、その言葉を体現した。昌子は「“勝ちたい”という気持ちが伝わった試合」と振り返り、ACL決勝に臨む主力に「刺激を与えまくった」と力を込める。いよいよ2日後に迫るクラブ20冠目を懸けたACL決勝戦。大一番を前に、まさに総力戦で弾みをつけた。