ジダン氏かモウリーニョ氏か…レアル立て直しへ“元監督”復帰が浮上

2019年03月07日 21:32

サッカー

ジダン氏かモウリーニョ氏か…レアル立て直しへ“元監督”復帰が浮上
レアル・マドリードの監督復帰が浮上しているジダン氏(左)とモウリーニョ氏(AP) Photo By AP
 スペイン1部リーグ、レアル・マドリードの次期監督に、元指揮官2人が復帰する可能性が浮上した。
 スペイン紙マルカ(電子版)は7日、ペレス会長が昨季までチームを欧州チャンピオンズリーグ3連覇に導いたジダン氏を監督として復帰させたがっていると報道。元会長のカルデロン氏が英BBCラジオで「6日にペレス会長がジダンに電話して復帰を要望した。ジダンの答えは『今は難しい』だったが(今季が終了する)6月に復帰する可能性についてはまだオープンとのことだった」と話したことも伝えた。

 一方で英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は6日、2010年〜13年に指揮を執ったモウリーニョ氏の復帰について「ほぼ100%確信している」とするクラブ関係者の証言を報道。昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任された同氏は現在フリーで、実現すれば6年ぶりの復帰となる。

 レアル・マドリードは昨年10月に成績不振でロペテギ監督を解任。後任としてBチームを指揮していたOBのソラリ氏を昇格させた。

 新指揮官は1〜2月にかけて5連勝を含む8戦不敗(7勝1分け)と一時チームを立て直したが、その後は5戦4敗。特にシーズンの天王山となった直近のホーム3連戦で全敗を喫した。

 2月27日に国王杯準決勝第2戦でバルセロナに0―3と大敗し、2戦合計1―4で敗退。中2日の2日に今度はリーグ戦でも宿敵に0―1で敗れ、首位と勝ち点12差となり逆転優勝は絶望的となった。さらに中2日の5日には4連覇を狙った欧州CLの1回戦第2戦でアヤックスに1―4と大敗し、2戦合計3―5で逆転敗退。このホーム3連敗で今季主要タイトル無冠がほぼ確定し、マルカ紙によると既にクラブからソラリ監督に来季は指揮を執らせないことが通告されているという。

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