【ACL1次リーグF組 メルボルンV―広島 ( 2019年3月12日 広島 )】
12日のACL広島戦(Eスタ)を控えるメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)の元日本代表MF本田圭佑(32)が“逆境魂”を見せる。11日、広島市内で最終調整を行い会見に出席。負ければ1次リーグ突破に黄信号がともる中、「内容にも勝敗にもこだわる」と話し「(05年から始まった)AリーグはJリーグよりも歴史が浅く、Jに追いつけ追い越せのリーグ」と約12年ぶりのJクラブとの対戦に気合を入れた。
18年ロシアW杯後に「東京五輪を目指して現役を続ける」と表明した。広島戦で活躍できなければ、目指すゴールが遠のく可能性もある。「たまにしか帰って来ない日本なんで気持ちを少し上乗せしてプレーしたいと思う」。自身の価値を改めて知らしめる場。平日のACLとしては異例の1万人超の集客が見込まれる一戦を本田劇場に変える。