カンボジアサッカー発展のために…本田圭佑オーナーのクラブ3季目の進化
2019年03月23日 18:23
サッカー
戦いはすでに始まっている。新シーズンは17日にスタートした(開幕戦は1―1で引き分け)。クラブは20年の優勝を掲げており、今季は優勝圏内を目指す。しかし、ただ強いだけのチームになればいいわけではない。「ファンから愛されるチーム作りをしていく。勝っても負けても応援に来てくれるようなコアなファンを作っていくことが大切だと考えていて、ピッチ外の、選手やスタッフ一人一人の日々の活動がファン作りにつながる」と言葉に力を込めた。
そんな中、大きな変化がある。それは加入2年目の藤原賢土(27)が憧れの存在と同じ選手兼監督の二刀流に挑戦することだ。「これまでは自分の成長だけを考えていたが、ここに来てからはチームメイトの成長やチームがどうやったら機能するかなど、様々な角度からサッカーを考えさせてもらった」。藤原は広い視野で周囲を見渡すことで、新たな考え方を手に入れ、それを自身に還元している。それはピッチ外でも同様だ。「ソルティーロ・アンコールFCのあり方を確立させ、カンボジア全体の発展に貢献できるよう最善を尽くします」と視点は一選手の枠を超える。
当の本田も指針をブラさない。「カンボジアサッカーの発展のため、そしてカンボジアの子ども達の為にやり続ける」「地元のファンから愛されるチームになってほしい、そしてファンサービスや社会貢献活動を積極的に行ってほしい」。子ども達の目指す目標を作りたかったという、同国でプロクラブチームを持ちたいと思った理由そのままに道なき道を突き進んでいく。
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