ビジャ負傷交代の神戸、開幕戦以来の黒星 松本は連敗ストップ

2019年04月06日 21:20

サッカー

ビジャ負傷交代の神戸、開幕戦以来の黒星 松本は連敗ストップ
<松本・神戸>松本に敗れ、肩を落とす(右から)イニエスタ,、山口、田中、ダンクレー、ウェリントン、前川、サンペール (撮影・大塚 徹)        Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第6節   神戸1ー2松本 ( 2019年4月6日    サンアル )】 神戸が松本に1―2で惜敗。リーグ戦3連敗と不調だった相手にセットプレーで主導権を握られ、開幕戦以来の2敗目で7位に後退した。
 前節まで5戦連続フル出場し2得点を挙げていたポドルスキが今季初のベンチ外。試合中にビジャが負傷交代するなど“VIP”が崩れた。

 後半30分、ウエリントンが直前のファウルで消えた“幻弾”を覆すヘッドで1点を返すも、あと1本が遠かった。

 松本はトンネルを脱出。これまで昨季のJ1上位相手に3連敗と苦しい状況が続き、全てノーゴールと沈黙していたが、この日は前半2発と息を吹き返した。

 前節から2人を入れ替えて臨んだ反町監督の采配がハマった。前半13分、MF宮阪がFKで直接ネットを揺らし、鮮やかな先制点で流れを作ると、今季リーグ初出場のDF飯田が起用に応えた。神戸・ビジャが負傷交代した直後の前半43分、FKの流れから飯田はMF高橋の鋭いクロスに絶妙のタイミングで頭で合わせ追加点。2点リードで前半を折り返した。

 前節は昨季王者・川崎Fに今季初の複数失点を喫したが、嫌な流れを断ち切った。試合前に指揮官が「(神戸には)中盤でボールを動かす選手がたくさんいる。警戒しないといけない」と話していたように、相手の猛攻に食らいついた。

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