C大阪・柿谷復活弾!11カ月ぶりゴールで王者川崎Fに千金ドロー
2019年04月06日 05:30
サッカー
「都倉選手が相手を引きつけてくれて、そのスペースにマル(丸橋)が出してくれた。最初(のチャンス)やから、シュートを打ってみようと」
縦に速いスタイルを求めた昨季までの尹晶煥体制では持ち味を発揮できる場面は少なく、ベンチからも外されることがあった。厳しい状況に置かれていた中で、今季からはポゼッションサッカーを掲げるロティーナ監督が就任。ボールを保持する新たなスタイルを受け入れ、始動から先頭に立って走ってきた。
「今年、やりたいことがひとつになってきている。ガシッとハマるまでには時間がかかると思うけど、ちょっとずつできるようになってきている」
後半4分に同点弾を献上。その後に主導権を握られ続けたのは課題ながら、真っ向勝負で王者川崎Fからアウェーで勝ち点1は得た。桜満開の季節はまだ先でも、チームとしての前進が見られたことが収穫だった。