なでしこ 仏に1―3完敗…終始劣勢 W杯へ課題山積み

2019年04月06日 05:30

サッカー

なでしこ 仏に1―3完敗…終始劣勢 W杯へ課題山積み
<日本・フランス>前半24分、同点ゴールを決めた小林(中央)を祝福するなでしこジャパンの選手たち(AP) Photo By AP
 6月のW杯フランス大会に臨むFIFAランキング7位のなでしこジャパンは4日、フランスのオセールで同4位のフランスと国際親善試合を行い1―3で完敗した。前半24分にFW小林里歌子(21)の得点で一度は追いついたものの、終始劣勢でその後2得点を許した。日本は9日にFIFAランキング2位のドイツと対戦する。
 W杯まで残り2カ月の状況だが、課題は山積みだ。個の力強さに日本の持ち味である組織力で対抗できず、高倉監督は「やられたなという感じ。完敗」と白旗を揚げざるを得なかった。

 前半3分、ミスを突かれると最後は右クロスから失点。指揮官は「(欧米勢に)やられるならクロスかセットプレー」と常々話しているが、その警戒していたクロスから簡単に先制点を奪われた。前半24分に小林のゴールで追いついたものの、同33分にCKから逆転されるなど危機感だけが募る内容となった。

 W杯メンバー発表前最後の遠征で、なでしこには厳しい現実が突きつけられた。主将のDF熊谷は「この負けをW杯につなげられるようにしたい」と必死に言葉を絞り出した。

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