【ルヴァン杯Dグループ第4節 G大阪4―1磐田 ( 2019年4月24日 パナスタ )】
2人の若きストライカーが公式戦6試合ぶりの勝利をたぐり寄せた。1点リードの後半34分、途中出場のFW中村敬斗(18)からのスルーパスをFW食野亮太郎(20)が左足ループで追加点。さらに終了間際には中村が左サイドからのカットインシュートでダメ押し点を挙げた。
「流れが良くなかったので、そこは変えられたかなと思います」。1得点1アシストの中村が胸を張ったように後半は防戦一方。嫌なムードを断ち切った。J3リーグでは得点ランクトップを走る食野は「この日のためにシュート練習をしてきた。そこで決められたのは成長」と笑った。
トップチームのFW陣には韓国代表FW黄義助とFWアデミウソンという強力なライバルがいる。「1試合で序列がひっくり返ることはない。継続的にやっていくしかない」と中村も自覚するが、チームの起爆剤になる可能性は秘めている。