広島 決勝T王手 ルーキー荒木が豪快プロ1号 頭でCKズドン、劣勢救った!
2019年04月24日 05:30
サッカー
「気持ちいい初ゴールになりました。練習通りのボールが入ってきて、僕は触るだけで良かった。アシストしてくれたモリシ(森島)に感謝しないといけない」。広島ユース出身で、トップチーム昇格は果たせなかったものの、関大を経て加入した22歳は、最高の笑顔で振り返った。劣勢が続いた後半はチームとして耐え抜き、2試合連続完封で勝ち点3をつかんだ。
19日のFC東京戦から中3日という過密日程にあって、城福監督は先発7人を変更。「頭から湯気が出るような厳しいトレーニングをしている。ケガ人が出るくらいリスクを負いながらやっている」と話す指揮官は、質の高い練習によってチーム力を高めてきた。公式戦では7試合ぶりに先発起用された関大出身の荒木も、鍛えられてきた一人だった。
F組の首位に立ち、ホームで迎える次節・広州恒大戦(5月8日)に引き分け以上で5年ぶり2度目となる決勝トーナメント進出が決まる。「まだ突破が決まったわけじゃない。全員で良い練習をして突破できるように頑張っていきたい」と荒木。リーグでも2位の好位置。この強さを全員の力で保っていく。