リバプール、世界仰天の大逆転!ホーム4発でバルサ撃破、2年連続決勝進出
2019年05月09日 05:30
サッカー
現行の欧州CLで第1戦の3点ビハインドからの突破は4度目。準決勝では初の快挙だった。強力3トップのうちエジプト代表サラー、ブラジル代表フィルミノを負傷で欠く厳しい状況で、代役のFWオリギ、MFワイナルドゥムがそれぞれ2得点と活躍。底力を示した。
リスク覚悟のハイプレスと球際の強さでバルセロナを上回った。前半7分、FWマネが奪った速攻から、最後はこぼれ球をオリギが押し込み先制。後半から出場のMFワイナルドゥムが9、11分に連続ゴールを決めて2戦合計3―3に追いついた。指揮官が「天才的だ」と絶賛した“決勝点”が生まれたのは同34分。右CKのボールを置いていったん離れようとしたアレクサンダーアーノルドが、相手守備が整っていない隙を突いて素早く蹴り、フリーのオリギに合わせてゴールが生まれた。
ACミラン(イタリア)との05年決勝で0―3から後半に追い付き、PK戦を制した一戦に匹敵する名勝負。クロップ監督は「それと比べる必要はない。自分たちでクラブの歴史に新たな一章をつくりたい」と頂点を見据えた。