本田不発 メルボルンV有終ならず 五輪につながる新天地へ

2019年05月23日 05:30

サッカー

本田不発 メルボルンV有終ならず 五輪につながる新天地へ
<メルボルンV・広島>前半、ドリブルで攻め込むメルボルンVの本田(中央) Photo By 共同
 【アジアCL・1次リーグF組   メルボルンV1―3広島 ( 2019年5月22日    メルボルン )】 オーストラリアAリーグ・メルボルンVの元日本代表MF本田圭佑(32)が有終の美を飾れなかった。21日に今季限りでの退団が正式発表され、ラストゲームとなったホームでの広島戦に右MFでフル出場。前半26分に強引な突破から右クロスを上げ、1分後にはスルーパスをFWトイボネンへ通すなど見せ場はつくったが、得点には絡めなかった。
 昨年8月に年俸制限のないマーキープレーヤー(看板選手)として360万米ドル(約4億円)の10カ月契約で加入し、公式戦24試合で8得点7アシストと活躍した。21日の会見で「サッカーをするために日本に戻ることはない」と明言した上で「20年東京五輪でプレーするためにベストの決断をしたい」と話しており、五輪出場につながる新天地を探すことになる。

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