元コンサ 河合竜二氏 異例の引退試合“自主開催”
2019年06月03日 05:00
サッカー
![元コンサ 河合竜二氏 異例の引退試合“自主開催”](/soccer/news/2019/06/03/jpeg/20190602s00002000537000p_view.jpg)
費用は参加者の移動・宿泊やユニホーム製作など500万円ほどを要し、企業協賛、そしてクラウドファンティングで募る。札幌から試合運営のサポートを受けながら、異例づくしの引退試合を自らの手で作っていく。
昨季限りで札幌を退団。現役続行の可能性を探るも、最終的に引退を決断した。「ピッチに戻るというサポーターへの約束を果たせていない」というのが発案の動機。ただ、フロントの一員であることから「引退試合はお金がかかる。クラブのマイナスになることはできない」と、自ら資金を調達することと前座試合での開催を提案した。
ユースチームとの対戦を決めた理由は「大観衆の前で、さらに元代表選手たちと対戦することで成長につながれば」と説明。浦和でプロデビューし、横浜、札幌では主将も務めて40歳まで現役を貫いた「鉄人」が、最後のユニホーム姿で恩返しの思いを形にする。