【欧州ネーションズリーグ決勝 ポルトガル1-0オランダ ( 2019年6月9日 ポルトガル・ポルト )】
欧州ネーションズリーグは9日、決勝が行われ、ポルトガルがオランダを1―0で下して初代王者となった。後半15分にFWゴンサロ・ゲデス(22=バレンシア)が決勝点を挙げ、16年欧州選手権に続くタイトルを獲得。3位決定戦はイングランドがスイスと対戦し、0―0からのPK戦を6―5で制した。今大会は欧州連盟の加盟全55チームが参加して昨年9月に第1回大会が開幕。次回は20~21年に行われる。
初代王者のトロフィーを主将のC・ロナウドが掲げた。準決勝スイス戦で3得点し、リーグA各組1位の4チームによる「ファイナルズ」初代得点王にも輝き、UEFA公式サイトで「母国のファンの前で優勝できて光栄だ」と喜びを語った。
決勝は次代を担う後輩達が躍動。後半15分、24歳のMFベルナルドが左サイドを突破し、中央へのパスを22歳のゲデスが強烈な右足ミドルで突き刺した。背番号10のベルナルドはマンチェスターCで国内3冠に貢献し、クラブの今季MVPを獲得。34歳のロナウドは「このチームは大きな可能性を秘めている」と期待を込めた。