元スペイン代表GKカシリャス 急性心筋梗塞からの復帰へ意欲 引退噂も新シーズンへ向け練習開始
2019年07月01日 22:38
サッカー
2015年にポルト加入後は公式戦156試合に出場し74度のクリーンシート(無失点試合)を記録するなど活躍。だが、今年5月1日の練習中に急性心筋梗塞のため倒れ、病院に搬送されてカテーテル手術を受けた。順調に回復して同6日に退院する際には「将来はどうなるか分からない。ただ最も重要なことは、ここにいて話ができることだ」と話していた。
そのためポルトガル紙オジョゴなど複数の地元メディアなどでは引退が“既定路線”と報じられ、役割は未定ながらクラブスタッフとして残ってもらえるようなオファーを提示すると伝えられていた。しかし、ポルトの新シーズンに向けた初日の練習にカシリャスが参加。回復後初となるトレーニングをこなしたもようで、クラブ公式ホームページではチームメートと一緒にランニングする写真がアップされた。
カシリャスの現役続行への意思を確認したファンはSNS上で歓喜。「またあなたの姿が見られるのは幸せ」「おめでとうございます」「週の始めにこんないいニュースが聞けるなんて」と喜びのコメントが続々。中にはカシリャスがサイン入りのサッカーボールを子供に渡す写真を載せ「私の息子と親切で愛情のこもった行動に感謝。チャンピオンを応援します」と投稿するなど多くの人々が“奇跡の復活”へ向けた一歩を歓迎した。