2発競演!イニエスタ復帰即&ビジャ得点首位 神戸5発で白星
2019年07月01日 05:00
サッカー
「これだけ点を奪われたことは、チームとして良くしていかないといけない。ただ、今日は勝てたこと、難しい状況を乗り越えられたことが良かった」
1点目を決めた後には、次男の誕生を祝う揺りかごダンスを披露した。スペインでも個人トレーナーとともに練習をしていたとはいえ、日本に戻ったのは27日で、調整期間はわずか2日だった。「前半は体を重く感じて、チームとして練習していないことや時差ボケも(原因として)あった」。らしくないミスが序盤はありながらも、試合中にゲーム勘を取り戻し、後半に圧巻のパフォーマンスを見せた。
盟友も負けてはいない。前半27分に先制点を決めたビジャは、3―3で迎えた後半35分、自ら得たPKをゴール右に流し込んで決勝点をマーク。こちらも来日初の1試合2得点で、今季9得点目とし得点ランクトップタイに立った。
3度のリードを追いつかれる計8発の乱打戦に、ビジャは「クレージーな試合展開だったね」と苦笑いで振り返った。守備に大きな課題を残しながらも、フィンク監督の就任後は3試合を戦い2勝1分け。これで11位に浮上した。