【明治安田生命J2リーグ第25節 横浜FC4―1山口 ( 2019年7月31日 ニッパツ )】
磐田から横浜FCへ移籍した元日本代表MF中村俊輔(41)が新天地デビューを飾った。後半15分から途中出場し、この日は本職ではないボランチでプレー。「連勝を止めたくなかった」と激しいスライディングで相手の攻撃を阻止するなど、守備でも大きく貢献した。2度の左CK、そして後半アディショナルタイムの直接FKなどセットプレーのキッカーも務めた。
横浜FCの下平監督は中村を対戦相手に応じてボランチ、トップ下の両方で起用する案を示し、「どちらに置いても良い仕事をしてくれると思う。ボランチかトップ下かは状況を見て決める」と話した。中村も「前に良い選手がいるのでそれをどう生かすか。自分が出たら周りが生きると言われるような動きをしたい」と力を込めた。