札幌 クラブ史上最多8発!“爆勝呼んだ”進藤ゆりかごパフォ
2019年08月18日 05:30
サッカー
![札幌 クラブ史上最多8発!“爆勝呼んだ”進藤ゆりかごパフォ](/soccer/news/2019/08/18/jpeg/20190818s00002179122000p_view.jpg)
攻めながら勝ちきれなかった最近の戦いのうっぷんを晴らすゴールラッシュ。DF進藤が流れを確実なものとした。2点リードの後半4分。福森の右CKを豪快に頭で合わせた。
「(清水戦は)相性が良いので勝てると思っていた」。DFながら昨季の4得点を抜く自己最多のシーズン5得点目。得点後、その進藤にDF金眠泰(キムミンテ)が声を掛けると、2人の動きを察した仲間が横一列に並び、今月3日に生まれた金眠泰の第2子と、先月生まれたMF駒井の第2子誕生を祝うゆりかごパフォーマンスを披露した。
「サッカー観も似てるし信頼も厚い。一緒に遅刻する仲」と笑う進藤と金眠泰を中心に行った即興パフォーマンスで、さらに一体感が増した札幌。その後はお祭り騒ぎとなった。鈴木が2試合連続ゴールを叩き込めば、ジェイがJ1ではクラブ史上5度目となるハットトリック。DF福森はFK弾をさく裂させチャナティップは加入後初の2得点を決めた。
チームは敵地アイスタでは4連勝。抜群の相性は進藤にも当てはまる。札幌でのプロ初ゴール(17年ルヴァン杯)もアイスタ。同年11月の試合でJ1残留を決めた試合から始まった連続試合出場記録は、この日、同じピッチで60試合を迎えた。
3試合ぶり、敵地に限れば実に7試合ぶりの勝利。ペトロヴィッチ監督は「大勝したが手にしたのは勝ち点3だけ。次のゲームは危険だ」と手綱を引き締めるがACL出場圏を狙うまたとない推進力を得た。