G大阪 ダービー完敗…“神通力”消えJ2降格圏16位鳥栖と3差

2019年09月29日 05:30

サッカー

G大阪 ダービー完敗…“神通力”消えJ2降格圏16位鳥栖と3差
<C大阪・G大阪>大阪ダービーに敗れ肩を落とす遠藤(左)らG大阪イレブン(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ 第27節   G大阪1―3C大阪 ( 2019年9月28日    ヤンマー )】 視察に訪れた日本代表の森保監督が開口一番「ひっくり返るような展開ではなかったですね」と口にしたようにG大阪の完敗だった。3点を追う後半アディショナルタイムでアデミウソンのシュートが相手に当たってオウンゴール。1―4で敗れた99年9月11日以来のC大阪戦ワースト「3点差負け」を逃れるのがやっとだった。
 「油断は感じなかったけど、少ないチャンスで決められた。今シーズン、勝ち切れないことにつながっている簡単な失点だった」

 監督就任後初めて大阪ダービーで負けた宮本監督は、苦渋の表情を浮かべた。前半8分はマークが曖昧になったところを突かれて失点。その3分後にはFKから決められた。さらに前掛かりになった後半11分は自陣ゴール前でボールを奪われてダメ押し点を許してしまった。全失点に絡んだ主将の三浦は「立ち上がりの2失点で難しくした。反省の多い試合だった」と序盤の戦い方を悔やんだ。

 近年はどんな悪い状況でも大阪ダービーだけは負けなかった。だが、そんな“神通力”も消えうせた。J2降格圏16位の鳥栖と勝ち点3差。屈辱的な黒星は、今後の宮本ガンバに暗い影を落としかねない。

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