ホームで9失点…吉田麻也、プレミアワーストタイの歴史的大敗に「話すことないです」
2019年10月26日 21:43
サッカー
前半10分に速攻から先制点を許した上に、直前のプレーで左ウイングバックのバートランドが一発退場処分。吉田はすぐにベンチ前でハーゼンヒュットル監督と話し合い、布陣を5―3―1と変更したが、その後は数的不利で防戦一方となった。前半17分にMFティーレマンスにミドル弾を許すと、19分と39分にMFアジョゼ・ペレスに決められて0―4。終了間際に吉田がかわされてFWバーディーにゴールを許し、0―5で折り返すとホームのサポーターから大ブーイングが起きた。
後半開始から2人を交代させてシステムを4―4―1に変更したものの、守備崩壊は止まらず、さらに4失点。アジョゼ・ペレスに1点、バーディーに2点を加えられ、2人にハットトリックを許した。
0―9での敗戦は、1995年3月にイプスウィッチがアウェーでマンチェスター・ユナイテッドに0―9で敗れて以来のプレミアリーグワーストタイ記録。ホームでは、前身のフットボールリーグ時代を含めてイングランドのトップリーグ131年の歴史でワースト記録となった。
リーグ4試合連続、公式戦5試合連続でフル出場した吉田は試合後「きょうは話すことないです。またがんばります」とだけ話し、スタジアムを後にした。