京都がC大阪と引き分けホーム開幕連敗7でストップ チョウ貴裁監督「我々らしいサッカーはできた」

2024年06月01日 23:07

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京都がC大阪と引き分けホーム開幕連敗7でストップ チョウ貴裁監督「我々らしいサッカーはできた」
<京都・C大阪>後半10分、同点ゴールを決めた松田はサポーターの声援に両手を広げて応える(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ 第17節   京都1―1C大阪 ( 2024年6月1日    サンガスタジアム by KYOCERA )】 京都がホーム開幕連敗を7で止め、1996年のクラブワースト記録に並ぶ8連敗を阻止。今季初のホームでの勝ち点を挙げた。最下位は変わらないが、19位の札幌とは並んだ。
 前半33分、C大阪FWレオ・セアラにリーグ単独トップを独走する先制ゴールを許したが、チームを救ったのはオフに小学生向けの大会を共催するなど仲の良さで知られるホットラインだった。ペナルティーエリア内右でU―23日本代表MF川崎颯太がFW原大智のシュートのこぼれ球を拾い、逆サイドのMF松田天馬に供給。右足で流し込み、同点に追いついた。「いいところで(松田)天馬君が待っているのが見えたので、いいパスは送れたのかなと思います」と川崎。あす2日には7日からのアメリカ遠征へ向け出国する予定で、自身にとっても弾みのつくアシストとなった。

 勝ち点3は得られなかったが、ホーム連敗を止めた意味は大きい。チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は「もう一度、自分たちのあるべき姿を目指してサンガタウンでやってきた。我々らしいサッカーはできた。勝ち点1より3の重みを感じたかったので、重いとも思わないし軽いとも思わない。重いか軽いかは(今後の)自分たちにかかっている」と、安堵と悔しさが入り交じったような表情を浮かべ、浮上を期した。

 試合中にはメインスタンドの子どもたちによる必死の声援に、ゴール裏のサポーターが一緒になって応援する光景も見られた。この勝ち点1の価値を高めるためには、次節以降の結果で示すしかない。

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