町田が7試合ぶり敗戦もU―23代表コンビで鮮やか一撃 平河から初アシストに藤尾「やっと通してくれた」

2024年06月01日 22:38

サッカー

町田が7試合ぶり敗戦もU―23代表コンビで鮮やか一撃 平河から初アシストに藤尾「やっと通してくれた」
<町田・新潟>後半、シュートを放つ町田・平河(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第17節   町田1―3新潟 ( 2024年6月1日    町田GIONスタジアム )】 首位の町田は今季ワーストの3失点で新潟に完敗した。7試合ぶりとなる悔しい敗戦の中で、パリ五輪を目指すU―23日本代表FW平河悠とFW藤尾翔太が鮮やかな連係で一時同点弾。米国遠征を前に弾みをつけた。
 新潟に先制を許した直後の前半27分。相手CKからのロングカウンターでFW平河悠が抜け出すと、カバーした新潟DF藤原奏哉の足を開く瞬間を狙い、その間を通すパス。右からいち早くゴール前に入ったFW藤尾が右足で確実に合わせた。

 「数的優位だったので得点しないといけなかった。逆サイドにつなげれば間違いなく入る、股抜きが一番可能性が高いと思って選択した」と平河が振り返れば、藤尾も「股を抜いてくると思った。一番いいパスをくれた」。お互いの読みが一致し、息の合ったプレーを披露した。

 藤尾は同代表合流直前の試合に強く、今季は3月の札幌戦、4月の川崎F戦に続きこれで3戦連発。町田に昨春加入してから同代表に6度招集され、直前の5試合で得点している。再び決めた“置き土産弾”は勝利に結びつかなかったものの「ゴールはいつでもうれしい」と素直に喜んだ。

 平河が3月の鹿島戦で決めたJ1初得点は藤尾がアシスト。一方で藤尾は町田加入後J2で8得点、今季J1で6得点も、平河からのアシストは意外にも今回が初めてだった。藤尾は「常に僕のことを見てくれているんで、やっとパスを通してくれたなと思う」と、冗談交じりで盟友に感謝した。

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