日本代表戦士が能登地震の被災児童と交流 ミニゲームや質問会で支援

2024年06月02日 00:33

サッカー

日本代表戦士が能登地震の被災児童と交流 ミニゲームや質問会で支援
ミニゲームで橋岡(手前)をつかんで止める鈴木唯 Photo By スポニチ
 サッカーの日本代表選手6人が1日に千葉市の夢フィールドで行われた能登半島地震復興支援プロジェクト「夢キャンプ2024 with SAMURAI BLUE」に参加した。DF谷口彰悟(32=アルラヤン)、MF相馬勇紀(27=カザピア)、DF町田浩樹(26=サンジロワーズ)、FW小川航基(26=NECナイメヘン)、DF橋岡大樹(25=ルートン)、FW鈴木唯人(22=ブレンビー)が被災エリアの小学生選手70人と交流した。
 代表戦士を加えたミニゲームでは歓声が飛び交い、グループに分かれて各選手を囲んでの質問会やサイン会が行われた。谷口は「みんなが楽しそうにやっている姿を見られて僕自身も楽しかった。いい時間でした」と満足げ。鈴木唯は「子供たちと触れ合えて自分としても凄くリフレッシュできた。楽しんでいる姿を見て、とても良かった」と振り返った。

 日本サッカー協会の宮本恒靖会長(47)はW杯アジア2次予選2試合(6日・ミャンマー戦、11日・シリア戦)を控える中で参加した代表選手に対し「代表合宿前のコンディション的にもいろいろ大変な中できちんとプレーしてくれて(質問会で)夢に関してもしっかり語って対応してもらってありがたかった」と語った。その一方で子供たちに夢を与える存在として「代表選手としてパフォーマンスにこだわって、数多くの勝利、いいプレーにつなげてもらいたい。それが子供たち、今日来てくれた人たちの明日への活力になると思う」と注文した。

 谷口は「サムライブルー(代表)の影響力はとてつもなく大きいというのは凄く感じている。みんなに勇気や希望を与えられることができればうれしい」と話し、鈴木唯は「自分たちは試合でプレーすることが全て。そういうところを子供が見て憧れるのはあると思う。しっかりしたパフォーマンス、姿を見せられたら」と訴えた。

 3カ月の避難生活を経験をしたという輪島サッカークラブの舩板優愛さん(ゆちか、小6)は代表選手との交流に「こんな機会はないので、めちゃくちゃうれしかったです」と感激した様子だった。

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