仲川、E1初陣弾経由でW杯メンバー入りへ 中国戦で代表デビュー濃厚「結果残さないといけない」
2019年12月10日 05:30
サッカー
得点王に輝き、横浜のリーグ制覇に貢献した今季。前日のJリーグアウォーズでは最優秀選手賞(MVP)を受賞した。栄誉をつかんだのと同時に、今後は周りの見方も変わってくる。「結果を日本代表として残さないといけない。代表のプライド、日本のプライドを持ってやっていかないといけない」。自覚は芽生えつつある。
過去、E―1選手権で日本が優勝したのは13年大会のみ。その大会で国際Aマッチに初出場し、かつ優勝に大きく貢献したのがMVPの山口蛍、得点王となった柿谷曜一朗、そして森重真人だった。ザッケローニ監督に認められ、海外組が加わった中でも定位置を確保。翌年のW杯ブラジル大会でメンバー入りを果たした。
今回が初招集の仲川も、ここで評価を高めれば、大舞台への道が開ける可能性がある。Jリーグが発足した93年以降、代表で歴代最小兵となる身長1メートル61。「アジリティーの部分や、相手の懐に入るプレーを目指してきた。その中で自分の特徴を出していきたい」。背番号10を背負い、新たな一歩を踏み出す。
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