上田 五輪イヤー“GO砲”で南野の道!U23アジア選手権開幕 9日サウジ戦
2020年01月09日 05:30
サッカー
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初めて日の丸を背負ったのは17年12月の森保ジャパン初陣、M―150杯(タイ)。それまでの“選出歴”が関東大学選抜だった無名の大学生は、第2戦の北朝鮮戦で2得点すると言った。「法政の上田綺世という名を、ここから広めていけたらいい」。以後、現在に至るまで五輪世代の森保ジャパン最多の15得点を記録。その言葉を実践してきた。
そして迎えた五輪イヤー。「一試合一試合で自分にしかできないことをやりつつ、自分の色を出すことができればおのずと五輪にも選ばれると思う」。愚直な思いとともに、こうも言った。「五輪だけを見てしまうと足をすくわれる。僕のキャリアはそこがゴールじゃない」。五輪代表からA代表、そして世界へ。目指すその歩みはリバプールMF南野拓実の軌跡に重なる。
リオ五輪イヤーの16年。その年初めての国際試合・シリア戦で全2得点を挙げた南野はその後五輪代表に選出され、初戦ナイジェリア戦でゴールも決めた。以後のA代表でのエースとしての活躍や欧州での飛躍は言うまでもない。FWは大迫勇也(ブレーメン)がオーバーエージ枠の有力候補となっている。偉大な先輩の壁は高いが、上田も五輪イヤー初戦で勢いをつけ“南野ロード”を歩んでいく。