大分DF岩田智輝 常にゴール狙う攻撃的な右サイドバック
2020年02月04日 05:55
サッカー
好調なチームに比例してプレーが評価され、6月の南米選手権(ブラジル)で初のA代表に招集された。17年以降、遠ざかっていた代表入りを果たすと8月にはU―22代表にも選ばれ一躍、東京五輪候補に浮上した。
「日本代表は誇らしいし、背負う重さ、気持ちは格別」。代表への思いは強いが、東京五輪出場には泰然と構える。「代表入りを意識せず、まずはチーム。成長して活躍することができた結果、出場できればうれしい」
昨季は一年間、J1で戦い「対人、ビルドアップ、相手とゴール前の崩しはある程度できた」と手応えを得た。それを自信に今季の目標は「2桁得点、得点に絡むアシスト。クロスの精度を上げて、シュートで打ち終わること」。海外移籍を視野に入れる逸材の力は、メダルを目指す五輪代表、そしてJ1での常勝を掲げるチームにも不可欠だ。
◆岩田 智輝(いわた・ともき)1997年(平9)4月7日生まれ、大分県宇佐市出身の22歳。兄の影響で3歳からサッカーを始める。四日市南SSCから大分U―15宇佐―大分U―18。16年トップチーム昇格。各年代で日本代表を経験し、19年6月、ウルグアイ戦でA代表デビュー。趣味は温泉に入ること。家族は両親と兄2人。1メートル78、73キロ。血液型B。利き足は右。