森保ジャパン 3月完全停止…新型コロナで“苦渋の決断”海外組招集断念、U23欧州合宿も見送り
2020年03月08日 05:30
サッカー
さらに、検討されていた東京五輪世代の欧州組を中心とした欧州合宿も見送る方針となった。日本では感染者が1000人を超え、24の国と地域が日本からの入国などを制限。58の国と地域は、入国後の観察措置を行っている。A代表とU―23代表を兼任する森保一監督らコーチングスタッフを欧州に派遣した場合、各国の対応は不透明で、練習グラウンドの確保も困難となる。さらに、選手の安全第一とすることで、五輪本大会の招集に向けて欧州各クラブへの“配慮”があったとみられる。
日本国内組だけでなく、欧州組も活動を断念したことで、U―23代表は今後、5月の国内合宿と6月のトゥーロン国際大会、7月の壮行試合の3度しか集合できない見込み。残り時間が4カ月しかない世紀の祭典へ向けて、少しでも準備を行いたい森保ジャパンにとって、苦渋の決断となった。