神戸・藤本 誓った「元気弾」 豪雨被害の九州で古巣・大分と激突
2020年07月11日 05:30
サッカー
「自分たちはサッカーで見せることしかできない。九州全体が大変な時期。九州で(試合を)できることに感謝しないといけないし、大分も大変な地域がある中で試合を開催してもらえる。自分自身の大分への思いもあるし、結果で応えたい」
16年から鹿児島(当時J3)に所属。18年に大分へと移籍し、昨季開幕からゴールを量産したことで神戸からオファーを受けた。九州で飛躍を遂げたストライカーは今、史上4人目となるJ3、J2、J1全カテゴリーでの通算2桁得点に王手をかけている。
この第4節から、J1も観衆5000人を上限とした有観客試合となるだけに、昨夏まで後押しを受けていたサポーターもスタジアムに駆けつける。
「大分のサポーターに自分が活躍している姿を見せるチャンス。ゴールという形で神戸を勝たせることが、サポーターに向けた恩返しにもなる」
アウェー鳥栖戦から中2日。敵地に再び当日移動という過酷な状況でも、気持ちは奮い立っている。 (西海 康平)
《フィンク監督はACL再開を歓迎》10月16日からACLの集中開催による再開が決まったことを受け、フィンク監督は「うれしい」と喜んだ。クラブとしてアジアNo・1を目標に掲げる中、中止も懸念されていただけに「我々が戦いたい、優勝したい大会だから」と続けた。同時期に予定されていたリーグ戦の日程変更も発表され、公式戦は8月に7試合、9月に9試合を戦うことが決定。超がつく過密日程を前に「ACL出場がリーグ戦の順位に影響を及ぼすかは注目されるが、それはまたその時(10月)に話しましょう」と語った。
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