柏の苦労人28歳仲間、J1初ゴールから3戦連発!オルンガとまたまた“ON”アベック弾
2020年07月27日 05:30
サッカー
![柏の苦労人28歳仲間、J1初ゴールから3戦連発!オルンガとまたまた“ON”アベック弾](/soccer/news/2020/07/27/jpeg/20200727s00002179042000p_view.jpg)
05年から10年までの6年間、柏のアカデミーで過ごした。2つ上の学年には日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)らがおり、高校卒業後にトップ昇格はできなかった。仲間は「僕らの世代は谷間の世代。他の代と比べてうまくはなかった」と振り返るが、その屈辱をバネに熊本から讃岐、岡山とJ2で自らを磨いてきた。
昨季は岡山で自己最多の15ゴール。得点力に加え、チームへの献身性がネルシーニョ監督の目に留まり、今季10年ぶりの古巣“復帰”を果たした。リーグ再開当初はベンチスタートでチームも3連敗を喫したが、仲間は「自分ができることをやるだけ」と、静かにその時を待っていた。18日の湘南戦で初先発初ゴール。過去を乗り越えた28歳が、3戦連発で一気に波に乗った。
仲間と呼応するようにFWオルンガは、今季J1初のハットトリックを達成。前半40分の頭での1点目を口火に、後半13分に右足、同28分に左足と爆発した。柏の誇るONコンビはこれで3戦連続アベック弾。「本当にレイソルのために走り続けたい」と言った仲間の勢いとともに、11年以来のJ1優勝へ加速する。
《J最速タイ4戦連続アベック弾狙う》柏FWオルンガとMF仲間がそろって3試合連続得点。3試合以上の連続アベック弾は昨季横浜の仲川とエジガル・ジュニオ以来23組目(トリオ弾含む)。次節名古屋戦で95年V川崎のアルシンドと武田がマークした4試合連続の最多記録を狙う。
オルンガは仙台戦で今季J1初のハットトリックを達成。J1通算236度目。オルンガは昨季J2で1試合8得点を含めハットを2度マーク。J2→J1の2年連続は04、05年の川崎Fジュニーニョ以来6人目。
◆仲間 隼斗(なかま・はやと)1992年(平4)5月16日生まれ、群馬県出身の28歳。柏日体高卒。柏の下部組織で育ち、11年からJ2の熊本、讃岐、岡山でプレー。昨季は自己最多の15得点を挙げた。J1通算5試合3得点、J2通算295試合46得点。1メートル70、64キロ。利き足は右。
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