C大阪 柿谷弾で15年ぶり6連勝!川崎Fと勝ち点5差猛追
2020年09月17日 05:30
サッカー
![C大阪 柿谷弾で15年ぶり6連勝!川崎Fと勝ち点5差猛追](/soccer/news/2020/09/17/jpeg/20200917s00002179140000p_view.jpg)
「レアンドロ(デサバト)とタイミングが合って、動き出しとうまくかみ合った。こういう試合でも、自分たちは勝たないといけなかったんで」
連戦の影響で主力の元日本代表MF清武やMF坂元がベンチスタート。加えて1人少ない状況となり、ほぼ自陣に立てこもる苦しい展開となりながら、ようやく訪れたワンチャンスを仕留めた。
かつては絶対的なエースだったものの、清武や坂元の存在もあって控えの役回りが多くなった。前節横浜戦ではメンバー外となり、この一戦が今季4度目のスタメン。それでも、今年1月に30歳を迎えた背番号8は腐ることなく日々と向き合い、阪神ダービーで勝負を決めた。
「連戦で自分たちにもどこかでチャンスは来る。出てなかったメンバーで連勝を止めないようにしないといけなかったし、今日は2人(清武と坂元)を休ませることができた」
これで15年ぶりとなる6連勝を飾り、クラブ記録の7連勝まであと1。何より、首位川崎Fに勝ち点5差と迫ったことが大きい。「自分たちが追っていかないと川崎も面白くないだろうし、Jリーグも面白くなくなる」。前半戦を2位で折り返したC大阪。悲願のリーグ制覇へ、全員の力でトップを追走していく。
○…アディショナルタイムを含めれば60分以上も1人少ない状況だったものの、スクランブルの5バックで完封を飾った。都倉の退場により、ロティーナ監督は4―4―2から5―3―1に布陣変更。ゴール前を固め、イニエスタらを擁する神戸に決定機を与えなかった。これで今季8度目の完封。DF片山は「我慢した戦いの中で、ひとつ曜一朗くん(柿谷)が決めてくれて守りがいのある試合だった」と充実感をにじませた。