FC東京、横浜、神戸 リーグ戦&ACL最大6試合2チーム編成 日程重複J再編難しく
2020年09月17日 05:30
サッカー
そこで苦肉の策として浮上したのがACLとリーグ戦との2チーム編成案だ。現在のリーグ日程では最大で4~6試合が重複。元々ACL開催が予定された10月中旬~11月初旬にリーグ戦が組み込まれる可能性もあるが、それでも3~4試合の変更が限度だ。1次リーグ突破なら状況はさらに厳しくなり、Jリーグは日程が重なることを想定し出場チームに対し2チーム編成の準備を打診しているという。
関係者によれば1次リーグの残り4試合と準々決勝、準決勝も決勝と同じカタールでの集中開催が濃厚という。コロナ禍の影響によりタイトな日程が続くが、ACL出場チームは今後さらなる困難を伴いそうだ。
▽ACL日本勢の現状 1次リーグは32チームが東西に分かれて行われる。両地区ともに16チームが4組に分かれ、各組1位と2位の計8チームが決勝トーナメント(T)に進む。日本勢は2月に2試合ずつを消化しF組のFC東京が1勝1分け、G組の神戸とH組の横浜が2勝と3チームとも不敗で首位に立っていた。決勝Tが16チームとなった09年以降、日本勢で開幕2連勝したチームは全て決勝Tに進出している。