なでしこジャパンが、来夏の東京五輪へ再始動した。19日、福島・Jヴィレッジで候補合宿をスタート。3月のシービリーブス杯(米国)以来、約7カ月ぶりの活動に高倉麻子監督(52)は「自身のプレーを理解し、このチームに何ができるか。ピッチで表現できる選手が残っている」と、サバイバル合宿の幕開けを宣言した。
東京五輪の1年延期に伴い、新たな戦力が台頭してきた。招集メンバー23人中3人が初招集。一方でコンディション不良のため、招集されなかった選手もおり、高倉監督は「新しく呼ばれた選手にとっては大きなチャンス。横一線で見て、アピールできれば戦力として次も呼ぶ。本気で東京五輪を目指してほしい」と、18枠の競争を促した。