C大阪堺から米女子プロリーグのワシントン・スピリッツへの完全移籍が決まったなでしこジャパンFW宝田沙織(20)が3日、オンラインで報道陣の取材に応じた。1メートル70の長身を誇り、FWだけでなくセンターバックでもプレーできる万能型。「2年前ぐらいから海外に挑戦したい思いがあった」といい、より成長するために移籍を決断した。
年代別代表の常連で、昨年の女子W杯に19歳で出場。現在の目標はもちろん、東京五輪のメンバー入りだ。「なでしこジャパンに関わる機会が増えて、五輪に意識が向いて、何が自分に必要かを考えるようになった。来年は東京五輪を目指しながら海外で成長したい」。来年1月に渡米し、通訳をつけずに生活する予定。契約期間は2年間となっている。