J2京都DF安藤淳が現役引退を発表 1400文字の長文で感謝の言葉 今後はブランドアンバサダー就任
2021年01月14日 16:13
サッカー
「自分のプロ生活を振り返ると、困難の連続で決して華やかな選手生活ではありませんでした。それでも、今までプロサッカー選手として過ごした14年間は夢のような時間でした。子どもの頃から愛しているサッカーを職業にして、仲間と共に目標に向かって切磋琢磨する、そして多くの方々の声援を受けスタジアムでプレーする。そんな最高の日々がなくなるのは本当に寂しいです。辛いこともたくさんありましたが、プロ生活を振り返って真っ先に頭に浮かぶのは、試合でプレーする喜びや興奮です。
僕はプロサッカー選手になることができて本当に幸せだったと感じています。学生時代に所属した、野洲JFC、セゾンFC、静岡学園高校、関西大学での経験のおかげでプロサッカー選手になることが出来ました。大人になってから、本当に素晴らしい指導を受けてきたのだと実感しています。ありがとうございました。また、所属したそれぞれのクラブでは、選手としても人としても成長させていただいたと感じています」
「プロのキャリアをスタートした<京都サンガF.C.>
かけがえのない経験、出会いを与えてくれた<セレッソ大阪>
人の温かさを感じた<松本山雅FC>
怪我で苦しんでいた僕に価値を与えてくれた<愛媛FC>
そして再び必要としてくれた僕の心のクラブである<京都サンガF.C.>
自分がスタートしたクラブで現役生活を終われることはとても幸せです。全ての時間が僕の財産であり、誇りです。ありがとうございました!僕は本当に周りの人に恵まれてきました。ここまで出会った、指導者、チームメート、サポーター。サポーターの皆さんとはたまに喧嘩もしましたね(笑)。クラブを支えていただいたスタッフやスポンサーの方々、友人など挙げればきりがありませんが、皆さん本当に感謝しています!
そして何より僕の夢を全力で応援してくれた両親、いつも近くで見守ってくれて支えてくれた妻、プレーする活力を与えてくれた
息子、家族のおかげで辛いときも乗り越えられました。本当にありがとう!」
「また、このたびブランドアンバサダーに就任することになりました。クラブの新たな挑戦に関われる事をとても嬉しく思います。私にとっても新たなチャレンジであり、楽しみにしています。京都のブランドイメージ向上を目的とし、京都の価値を高める為に活動していきます。そして、地域の皆さんと共に京都を盛り上げて行きたいと思います。
私はサポーターの力を知っています。サンガスタジアムという素晴らしい舞台で一人一人が主役となり、最高の雰囲気で試合を開催し、そして選手がそれに呼応するように最高のプレーをする。そんな姿をみんなで実現しましょう!そして京都に最高の週末を作りましょう!
立場は変わりますが、今シーズンも京都の為に全力を尽くしたいと思います」。
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