川崎Fまず“1冠” 小林96分V弾、PK戦目前エース大仕事「思い切って蹴った」
2021年02月21日 05:30
サッカー
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三笘も期待通りの活躍を見せた。大卒1年目の昨季は新人最多タイの13得点などMVP級の活躍。自ら「昨年以上の活躍」を目標に掲げる。日本代表の森保一監督がスタンドで見守るなど注目を一身に浴びた中、前半29分に右足でゴール右隅に突き刺す「今季J1号弾」。さらに3分後にはこぼれ球に右足で押し込んだ。今季から復活したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)確認で得点が認められ、4度目の1試合2得点を達成し、今年も「川崎Fに三笘あり」を強烈に印象づけた。
後半に2点を返され、三笘も後半27分に交代。試合後は「得点以外は何もできなかった印象」と反省ばかりが口を突いたが、初陣で初VARも経験。「今日もそこまで(自分に対して)対策されているイメージはなかった」と“試運転”を終え手応えもつかんだ様子だ。
チームは昨季、圧倒的な強さでリーグと天皇杯の2冠を達成。中村憲剛氏が引退し、ポルトガルに移籍したMF守田は抜けた。それでも決勝弾をアシストした遠野ら新戦力も活躍し、昨年同様の目標「1試合3得点」も初陣から見事にクリア。連係面で課題も露呈したものの、まずは“1冠”を達成し、連覇を狙う26日の横浜とのリーグ開幕戦へ弾みをつけた。